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Cサブカルはモテるのか?

モテるという基準を「朝起きて窓を開けると女御輿が迎えにきている」状態だと定義した前回。今回は、いよいよ「サブカル」と「モテ」も関係性について議論が及んでいく。サブカル男子に異常なまでの劣等感を抱いている吉田の舌鋒はますます鋭くなっていって・・・。

「サブカルの人」と「サブカルっぽい人」

(レバ刺しを食べながら日本酒をおちょこに注ぐ二人)

増山(写真) で、なんでしたっけ?

吉田 なんでしたっけ?

増山 忘れるなよ! インタビュアーだろ、あなたは

吉田 すみません。では、とりあえず話を戻しましょう

増山 はい

吉田 今回、第1回目の対談に増山さんを呼んだことには、僕の中できちんと訳があるんです。呼びやすかったとか、それだけの理由ではなくて

増山 暇ですからね、私は

吉田 またまた。忙しいでしょ?

増山 そんなことありませんよ

吉田 まぁ、その話はさておき、とにかく世間ではサブカルっぽい人がモテてるという現象がありますよ、という話なんですけど

増山 それなんですけど、サブカルの人って、実際にはモテないような気がするんですが

吉田 その通り。僕も、あくまでモテてるのは「サブカルっぽい人」なんだと思います

増山 そうですね

吉田 というのも、以前、飲んだ時に増山さんが映画の話をしてくれたんですけど、一個も分からなくてショックを受けまして。映画は詳しい方だと思っていたんですが

増山 はいはい

吉田 その時、思ったんです。僕はサブカルじゃない、サブカルに憧れているただの中学生だと

増山 ははは(笑)

吉田 だから、本当に詳しい人は世間でもてはやされているサブカルのイメージと違うんじゃないかと思ったんです

増山 ビレバン的な?

吉田 そうそう。増山さんには、そんな風にチャラチャラしてモテている「サブカルっぽい人」にドロップキックをくらわせてほしい。ミス○ルじゃないですけど、まさに、秩序のない現・・・

増山 大丈夫ですか? 噂ではtwitterのつぶやきでも使用料が発生するって噂ですよ

吉田 まだ言っていないので大丈夫だと思います

増山 まぁ、結局は恋愛とサブカルは両立できないですからね

吉田 おぉ、第1回目から結論めいた名言が出てきましたね

増山 はい、間違いなくこれは結論ですよ。恋愛とサブカルは両立できないし、生活とサブカルも両立できない。間違いありません

吉田 なるほど

増山 私は大槻ケ○ヂも、み○らじゅんも好きですけど、やっぱり何となく安定していない感じなんですよね

吉田 み○らさんは仏像グッズとか集めてますからね

くたばれリア充

増山 まぁ、大槻さんとみ○らさんは置いといても、一般的な幸せっていうんですか、奥さんがいて、安定した収入があって、家もあってという、そんな人は僕から言わせればサブカルじゃない訳ですよ

吉田(写真) なるほど

増山 一般的な幸せとクリエイティブ面での成功って、なかなか相容れにくいんだと思うんです

吉田 はいはい

増山 もちろんそうでない人もたくさんいますが、やっぱりほとんどの人にとっては相容れにくい

吉田 そうですね

増山 例えばですね、私が現在、月25万〜30万ぐらいの収入があって、これからも安定的に給料が上がる、貯金もたまってきたし、そろそろ彼女と結婚しようかという状況だったら、クリエイティブなことをしようなんて全く思わないんですよ

吉田 確かに

増山 じゃあ、私がなんで現在、わざわざクリエイティブなことをしようかと思っているのかというと、あわよくばいい思いをしたい、あわよくばモテたいと・・・

吉田 正直ですね(笑) つまり長期的な幸せとかではなくて、今モテたいということですか?

増山 そうそう、何歳までに課長になって、その後、部長になってということではなく

吉田 じゃあ、ブロック長なんて論外ですね(第1回目など参照

増山 まったく論外!

吉田 ははは(笑)

増山 しかし一方でこんな現実もあります。例えば、30過ぎてバイトしながら演劇やってます、いつか一流の役者になりたいです、という人は何かを犠牲にしながら夢を追っているというイメージがあります

吉田 そうですね

増山 でも、そんな奴に限って彼女と同棲したりしてるんです

吉田 そうなんですよ! えせサブカルですよね、そんな奴

増山 なにお前、夢を追いながら女にモテてんだよみたいな!

吉田 さすが増山さん、僕が言いたいことを全て言ってくれました。とにかく、世の中にはクリムトの絵とか家に飾って「俺ってクリエイティブなんだ」という輩が多過ぎるですよ

増山 マリリン・モンローが何種類かの色かで描かれているポスターをトイレに飾ったり

吉田 だったら、まだ相田みつをとかが貼ってあった方が安心します

増山 何かを気取ろうとしてませんからね

吉田 そうそう。ナチュラルですよ、そっちの方が

増山 「時計じかけのオレンジ」のポスターだとか、ウォーホールの絵だとかを貼っている奴は信用できませんね、私には

吉田 でも、そういうのってサブカルに詳しくない女の子にとっては分かりやすい。だから僕はビレバン男子に憧れるんですけど

増山 ちなみに僕の家にも貼ってありますよ。「時計じかけのオレンジ」と「タクシードライバー」のポスターが

吉田 おい!

増山 どちらもビレバンで買いました。女の子に「これはなに?」って聞かれたいんです

増山さんが元カノに送ったもの

(日本酒の追加オーダーをして、ひたすら飲みまくる二人)

吉田 なんだか訳が分からなくなってきましたね。何でしたっけ?

増山(写真) 分かりやすさについて、ですよね?

吉田 あ、そうだ。やっぱり分かりやすさは大切なんですかね?

増山 大切です。サブカル、サブカルって言いますけど、やっぱり何をするにも閉じちゃいけないと思うんですよ

吉田 そうですね

増山 つねに開いてなければいけない。一般的な感覚も絶対に大切

吉田 なるほど

増山 だから吉田さんもビレバン男子に対抗心を燃やしてないで、一度、全てを受け入れみればいいんだと思います

吉田 対抗心なんて燃やしてませんよ。憧れているだけです

増山 なら、受け入れなさいよ

吉田 分かりました

増山 頑張ってください

吉田 ところで一つお聞きしますが、増山さんとしてはモテてる状態がいいのか、クリエイティブになっている状態がいいのか、とっちが理想なんですか?

増山 クリエイティブになりつつ、週1回は女の子とデートしている状態が理想ですね

吉田 両輪ってことですね

増山 そう、そこが難しいんです。彼氏彼女の関係になってしまうと、クリエイティブに費やす時間が減ってしまうということはやっぱりあるんで

吉田 う〜ん。さっきから言っていますが、そこんところがどうも嘘っぽいんですよね

増山 嘘じゃないよ!

吉田 そうですかね・・・。増山さんはもっとピュアなものを求めているんじゃないかなと思うんですけど

増山 まぁ、それは一理ありますね。私はさっきから色々なことを言ってきましたが、なんやかんや純愛志向ですから

吉田 だから、さっきからそう言っているじゃないですか!(笑)

増山 なんたって、かなり前に別れた元カノに年賀状を送った男ですからね

吉田 それはいい話ですね。詳しく聞かせてください

増山 駄目だ。その前にトイレに行ってくる

吉田 どうぞどうぞ

(つづく)

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2010-04-19-MON






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