福田昭一 マゼラン青年

「中学2年生の時に初めて行ったNYの感動が忘れられず、今でもいつかは海外へという思いが抜けられない。世界一周旅行を2,3年かけてして自分が一番気にいった街でカフェを開きながら暮らせることを夢みている」と少年のようにつぶらな瞳で話すのは現在、派遣社員としてデーター入力の仕事をしながら夢を追う福田昭一さん(25)だ。(文責:須藤エナ)

ワーキングホリデーのための資金作りに明け暮れる

幼少期は活発な少年で、授業を抜け出しては先生や親を困らせた。小学校に入学してからもやんちゃ坊主はおさまらず、お気に入りの先生が担任だった時は身を入れて勉強していたが、だんだんと反抗期になるにしたがい勉強はそっちのけになった。授業といえば廊下に出て遊ぶ日々。しかしこの頃、興味本意で始めたはずの野球だけは夢中になり中学卒業まで続けた。野球で厳しい上下関係や礼儀作法を一から叩き込まれたかいがあってか、わんぱく少年も徐々に落ち着いた好青年へと成長していった。

またこの頃、福田さんの人生観を大きく変える出来事としてNYに住む友達に会いに独り旅に出たことがあった。「街並みや人が日本と全然違うので本当に衝撃を受けた。俺はこのままでいいのかと思い、漠然といつか海外に住みたいと思った」と当時と変わらない眼差しで生き生きと話す。その後、高校に進学。こ厳しい規則に辟易しながらもなんとか3年間、通い続けた。そして大学は興味のあった国際学部に進学し、多くの海外好きな仲間とともに外国の香を感じながら4年間を過ごした。

「正直、大学ではそんなに勉強はしていないけどUKの音楽やヨーロッパ映画に興味を持つようになった。社会問題系の映画を見ると色々と考えさせられる」と海外のアーティストや作品に精通している福田さん。大学卒業後は派遣社員となりWH(ワーキングホリデー)で海外に出るための資金作りに明け暮れ、渡航先は資金面でも安いオーストラリアのゴールドコーストに決めた。

初めて「日本人に生まれて良かった」と思えた

最初、ゴールドコーストに1年間いるつもりだったがせっかくオーストラリアに1年いられるならと国内を旅して回るラウンド生活を試みた。ゴールドコーストからメルボルン、アデレート、ミルジュラ、アリススプリング、ダーウィン、ケアンズ、シドニーと巡り、楽しいことも辛いことも経験した。旅の途中、大好きな音楽の話題でスェーデン人と仲良くなったこと。自分の体の中にダニが入り込んで卵を産んでしまうとう惨事に見舞われ長い間、悪夢の日々を送ったこと。それに言葉が通じないがために意地悪されたことなどがあった。

日本に帰国後はオーストラリアで仲良くなった韓国人の薦めもあってフィリピンのセブ島に渡航した。しかし渡航してすぐに慣れない気候や不衛生な水が原因で40度の高熱と下痢が一週間続いた。なんとか回復して語学学校に通うも、学校から一歩でると周りはスラム街という最悪の環境だったという。

初めて「日本人に生まれて良かった」と思えた。

最近では「今まで本能の赴くままに旅を続けて来たので、そろそろ恋愛でも本能的に感じる人が出てきたらいいな」との気持ちも生まれてきた。

実は福田さんはここ何年も恋をしていないらしい。夢は世界一周という大きな野望を持ちながらも恋は意外と奥手だが、きっと持ち前の甘いマスクとつぶらな瞳で女性のハートをつかむ日もそう遠くはないだろう。

座右の品
キッズ・リターン

成功する人は一握りだし成功しても失敗する人も多い。この映画を観ていると本当に夢を追いたくなるし頑張りたいと思える。

【略歴】

1982年2月18日生まれ 25歳 東京都練馬区出身 東京都池袋在住 練馬区立大泉南小学校→練馬区立大泉第二中学校→私立堀越学園高等学校→淑徳大学国際コミュニケーション学部文化コミュニケーション学科入学→派遣社員→WHでオーストラリアに渡航→帰国→カード会社営業→フィリピンのセブ島へ渡航→出版社で在庫整理のアルバイト→派遣社員【星座】水瓶座【血液型】A型【家族構成】父母弟、犬【趣味】音楽鑑賞、映画鑑賞、読書、サッカー【好きな食べ物】チョコバット【嫌いな食べ物】ベジマイド【お気に入りスポット】近所の公園【好きな芸能人】ロベルト・バッジョ【座右の銘】「本能のまま生きろ!」【好きなタイプ】干渉しない人【嫌いなタイプ】友達を大切にしない人

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2007-01-11-MON






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