中川浩子 Fleur nail salon ネイリスト: 東京ふうの人新聞

自由ヶ丘駅から歩いて5分ほどのスタイリッシュなマンションの地下にまだ開店して間もないネイルサロンがある。お店の名前は「Fleur nail salon」。このお店は中川浩子さん(25)が今年の5月に5年間の会社員生活に終止符を打ち、「美しくなる事を楽しむ癒しの空間」をコンセプトとして、念願叶って開店させたサロンだ。共同経営者がいるわけでもない。彼氏に相談したわけでもない。開店にあたってやらなければならないことすべてを自分で決めたというなんとも気骨のある女性だ。「おっとりした雰囲気からは決して想像が出来ない秘めた力を持っている女性」。彼女を形容するとすればこんな言葉が似合うだろう。(文責:須藤エナ)

友人の急死で人生を真剣に考えるように

中川さんは20歳の時から代官山にあるネイルサロンに5年間勤めた。気が付いたらいつの間にか店長にまでなっていたという。店長になってからは現場というより社員教育に力を注いだ。社員教育も楽しかったが現場を離れることが多くなると、お客様との距離もだんだんと遠く感じるようになった。この頃から会社と自分のサービス感にもズレを感じるようになったという。

「会社が大きかった分、自分が成長出来る環境は整っていたけれど、もっとネイリストとしてお客様一人一人に合ったサービスが出来ればな」と当時の心境を吐露する。それでも会社を辞める気はなかったし当時、お金を貯めて一人暮らしを夢見ていたのでもっと頑張ろうという気持ちのほうが強かった。

しかし、店長になって3年目のある日、友達から受けた電話で中川さんは今後の人生を真剣に考えるようになった。それは仲良が良かった友達の訃報。「あまりにも突然すぎて目の前が真っ白になった」と辛い胸の内を明かす。しかし皮肉にもこの大切な人との最期の別れは中川さんに自分のお店を持って頑張ってみるという決心をさせた。「いつどこで何が起こるかわからないし、可能性があるうちにやらないと一生出来なくなってしまうかもしれない」。

独立、「今は成功することが最大のことだと思う」

それから辛い日々の中で自分の人生をもう一度見つめ直し、「どうせ一人暮らしで自分のためにお金を使うなら今の可能性を信じ、サービス重視のネイルサロンにしよう」と思い今回の独立に至った。そのため彼女のお店は対面式の完全個室でリラックス空間を演出し、お値段も手ごろとなっている。

「会社を辞めると言った時、上司も常連の客さんも喜んでくれた。みんな私のことを応援してくれていたので一人でも頑張れた。昔から人には本当に恵まれている」とここまで頑張ってきた経緯を朗らかに話す。さらに「今までの感謝をどうやってみんなに返していけばいいかわからないけれど、今は成功することが最大のことだと思うので頑張ります」と力強い眼差しを見せた。

きっと成功の影には人々との出会いや支えもあるだろうが、それにも勝る彼女の強い意志やたゆまぬ努力があったのだろう。そして何よりも天国から見守ってくれている友達がいるからこそ頑張れるに違いない。

彼女のお店のFleur (フルール) とはフランス語で「お花」を意味する。部屋にお花があるだけで、その空間が華やかさを増すように、女性はお洒落をすることで自信がつき華やかになっていく。ネイルサロンに通い、お手入れをすることによって、お花のような優雅さ、自然の美しさを放ち、そしてより一層「華やか」な存在になって頂けるようにという願いを込めてこの名前を付けた。

このお店のように彼女自身もいつまでもきらきらと輝き続けて欲しい。時々水をあげながら、そして永遠に。

座右の品
人生の地図

思い立ったら行動することの大切さが書かれている本でとても前向きになれるから。この本に出会っていなかったら店を開けていなかったかも。

【略歴】

1981年12月14日生まれ 25歳 東京都国分寺市出身 東京都小平市在住 小平市立第十小学校→小平市立上水中学校→都立小平高校→ 東京デザイナー学院ファッションデザイン科トータルビューティー専攻→フリーター→某ネイルサロン代官山店入社→同ネイルサロン副店長→同ネイルサロン店長→「Fleur nail salon」開店【星座】射手座【血液型】B型【家族構成】父母姉2人【趣味】ネイル、音楽鑑賞【好きな食べ物】焼き鳥、マンゴー【嫌いな食べ物】豆腐、トマト【お気に入りスポット】海、平日の井の頭公園【好きな芸能人】梨花 彼女のセンスが好き【座右の銘】「一瞬一生」【好きなタイプ】何かしら尊敬出来る人【嫌いなタイプ】場の空気が読めない人【HP】http://www.fleurnail.com

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2007-07-09-MON






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